会社の奴隷になりかけた話。

おととごとさん
こんにちは。今日は私が企業で働いていた時のお話です。

タイトルで「えっ?!」と思われた方もいると思います。

普段の私を知っている方なら私がこんな物言いをするのはまぁ珍しいです。

 

なぜ書こうと思ったのか?

それは、「お魚デザイン*おととごと。」の誕生ストーリーの中でも書いていますが

おととごと。ストーリー

私は職場いじめを機に退職しています。

この記事を読んで、今同じような状況にいる方が少しでも勇気をもつきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

なぜいじめられたのか?

そもそも、最初に勤めていた会社はとても居心地がよく、やりがいもあって社会人1年目にして最高の職場に出会えたという確信がありました。

何度も壁にぶち当たりましたが、それを越えるとさらに信頼が増してとても楽しかったです。

じゃあなぜ?

入社7年目に、子会社同士の合併が決定したのです。

合併後、会社は移転。システムも統合する為今までのやり方は全く通用せず。

システムの移行作業の指揮を取る人が作業内容を理解できていなかった為、空き時間でサポートに入って相手側とやりとりをする日々。

おかげで合併先の御局様からは合併前から「話のわかる子」として認識してもらえていました。

相手側の評判も悪くないと聞いて、合併が少し楽しみになっていたのですが・・・

 

合併前からお荷物扱い

合併先と私のいた会社では、事務所の広さも従業員の数も桁違いでした。

向こうにしたら、売り上げの少ない会社を引き受けなあかん=いらん仕事増える

ですし、こちらにしたら

利益取れてるのはうちや=営業力はこっちの方が上

みたいな考えが根底にあるので、そりゃうまくはいきませんよね(笑)

私も自分の業務にはプライドを持っていましたので、意見をぶつけまくりました。

幸い、同じ部署になった相手先の女子社員とはとても仲良くなれた(今でもとても仲良しです)ので、お互いパイプ役として双方の意見を取り入れて業務を遂行していました。

 

合併前のシステム移行の舵取りした実績と、意見を言いまくったのがよかったのか(笑)

新製品開発プロジェクトのチームリーダーに抜擢されました。

全く未経験の分野でしたが、やる気は十分!!周囲の営業マンもサポートに入ってくれたりとやりがいを感じていました。が・・・

 

そのアピール、プライド、なにそれ?

変に目立ったのがあだとなり

「小川さんが電話対応おろそかにしててこっちばかり電話に出て仕事になりません」

「小川さんとAさん(同じ部署の女子社員)が話ししててうるさいです」

そんなクレームが入っていると上司に呼び出されました。

身に覚えがないけど、相手が不快に思っているなら改善しないと、と思い

「どんなお客様にも対応できるよう、マニュアル作成をお願いします。まだ合併したばかりで取引先や取引内容もわからない状態ですので」と言ったら

「仕事が忙しいのにそんなもん作れません」ブチ切れられ(あえてキレさせた節もありますが)

「仕事の話をしていたのですが、うるさかったなら気をつけます」と言ってそれからはmacのローカルケーブルで繋いでチャットしていました(同僚が目の前にいるのに)

クレームをつけてきた人は「私は仕事で忙しいのに余計な仕事増やすな」みたいなアピールがすごかったです。

そんなの会社から1歩出たらクソの役にも立たないのになーと毎日ぼんやり思ってました。

 

それでも会社へは行かないといけません。

 

相手側の女子社員で猫好きがいたら「きょうの猫村さん」の漫画を貸したり

帰るタイミングが一緒だったら極力一緒に帰って話したり

相手側の社員とお近づきになろうと色々努力をしましたが

「あいつめっちゃ媚びてきよる」と言われ

旧会社の女子社員は毎日全員一緒にランチをしていたのですが、それも馴れ合ってて気持ち悪いと言われたので座席で1人お昼ご飯を食べるようになり

旧会社のずっと一緒に仕事してきた女子社員で、仕事が遅くミスばかりする人を他の人と一緒になってディスってみたり

会社にいるのがしんどいから、少しでも楽になれるなら・・・と思って、女子社員のヒエラルキーの低層で大人しくやりすごそうとしたり・・・

 

私はどんどん嫌な人間になりました。自分が嫌いになっていくのがわかりました。

 

退職の決め手

合併してから2年、さらに山奥に自社ビルが建つことになり移転が決定しました。

通勤時間はすでに1時間を超えていたので、もうこれ以上通勤時間が長くなるのは嫌だなぁと思いつつ、でも来なきゃいけないよね・・・と思っていました。

社内の雰囲気は合併から2年経っても悪く、社内で分裂状態。

私を支えていたのは仲のいい同僚と、プロジェクトを任せてくれた部長や営業マンの信頼と、自分の抱える顧客でした。

女子社員同士の信頼関係はぐちゃぐちゃ、上っ面だけの付き合いで裏では悪口しか聞こえて来ない。

仲の良かった旧会社の女子社員ですら仲良く会話する機会がほとんどなくなってしまいました。

 

「もう辞めたい・・・」

 

そう思っていた時、俗に言う「お菓子外し」にあうのです。

※お菓子外し・・・お客様からもらったお土産をもらう時に、自分だけお菓子をもらえない事

 

たかがお菓子、されどお菓子

 

何十人といる女子社員の中で自分だけ仲間外れにされているのがはっきりわかる手法なんですよね・・・

心の糸がプツン、と切れて

「あ、辞めよう」

そう思いました。

 

心残りだったのは、担当業務の顧客とお別れする事。

電話で1件1件挨拶をしました。まぁそれも小川さん仕事サボって電話ばっかりしてるとか色々言われましたけどね。

辞めた後ちょっと嬉しかったのは、私が辞めた後の売り上げが下がったと聞いた時でした。

 

フリーランスになったきっかけ

辞めるタイミングで、取引先からデザインの仕事を手伝って欲しいと言われたのをきっかけに、フリーランスとしての道を歩むことになります。

このきっかけがなかったら、確実に今の私は存在していません。

会社にいた時は、取引先と電話で雑談するのは無駄だ、と言う人もいましたが

私なりにお客様の特性を理解し、どうすれば円滑に仕事が進むかを考えて仕事をした結果の今だと思っています。

 

何かしらイチャモンつけてくる人は、何したってイチャモンつけてくる

 

これも勤めている時に学んだことです(笑)

自分が嫌いになっていくほどしんどいものはありません。

「こんな自分、嫌やなぁ」と感じた時が転換時かもしれません。

 

おととごとさん
長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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おととごと。の中の人ってどんな人?

おととごと。について語っている動画↓(画像クリック)

シャナナTV「ママラフ!」出演時に熱く語っています。

 

おととごと。誕生ストーリー↓(画像クリック)

おととごと。が誕生するまでのストーリーです。

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