自分の生み出すものに価値をつける

おととごとさん
こんにちは!

かのやカンパチロウに会えた感動をお伝えしたがために遅くなりましたが(笑)

今回は【価値付け】についてです。

自分で何か活動をしている人は、一度は値付けに悩むことと思います。

自分で自分の価値をつけるってなかなか難しいですよね!

ハンドメイドで出店していると、「このクオリティでこんなに安いの???」という作品に出会うことが多々あります。

私も経験者なのでわかりますが、「どうしてこんなに安いんですか?」と聞くと

・まだ始めたばかりだから

・原価が安いから

・在庫を持ちたくないから

だいたいこの辺の回答が返ってきます。

「まだ始めたばかり」は、実は始めたばかりではない

例えばアクセサリーを作って販売しようと考えた時、まず道具を揃えますよね。

そしてパーツを揃えます。アクセサリー材料を売っているお店に行ってびっくり!!

パーツが多すぎて何に使うものなのかわからない!

かわいいパーツを買いすぎた!!

とりあえず買って帰ったけど足りないパーツがあることに気づいてまたお店に行く!

ネットでパーツ買ってみたけど思ったのと違った!

こんな感じで、ただ一つアクセサリーを作るにしても、勉強することがたくさん出てきます。

めっちゃ動画で作り方見たり

上手にパーツを使えず結局壊してしまったり

そうして試行錯誤してやっと売れるレベルのアクセサリーが作れたとします。

経験ができたので、これから量産。

イベントで売れる数量を作ろうと思えば、かなりの時間を使います。

さて、ここまでの過程で要した時間はどれくらいあるでしょうか?

作家さんの意識として、「始めたばかりだから」というのは、「自分が販売できるクオリティの作品を作って売れるようになってから間もないから」という感覚であろうと思うのですが、

大事なのは
「自分が販売できるクオリティになるまでに要した努力時間」

なのではないかと思います。

ワーク系なら、人に教えれる、施せれる技術を習得するまでの時間ですね。

誰でも獲得できる技術だから・・・と言っても、人に提供できるまでになるには、やはりそれなりの時間がかかります。まずそこを認識してほしいなと思います。

原価に左右されない思考

ピカソについてこんな逸話があります。

ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、手に一枚の紙を持った見知らぬ女性がこう話しかけてきたそうです。

「ピカソさん、私あなたの大ファンなんです。この紙に一つ絵を描いてくれませんか?」

ピカソは彼女に微笑み、たった30秒ほどで小さいながらも美しい絵を描きました。そして、彼女へと手渡しこう続けます。

「この絵の価格は、100万ドルです」

女性は驚きました。

「ピカソさん、だってこの絵を描くのにたったの『30秒』しかかかっていないのですよ?」

ピカソは笑います。

「30年と30秒ですよ」

この話を知ってから、原価や制作時間に関わらず、自分の作品を作り出す事へのプライドを持てるようになりました。

製作者側も、購入者側も、

作品=製作者の人生の軌跡

という意識をまず持つ。

また、値付け初心者さんは原価をペイできるか、という点で価格付けをするのが普通だと思います。

そもそも、原価と一言で言っても、初期投資、原材料、どこかの工房で作るなら交通費に工房レンタル料など、見えないけどかかる費用が思ったより多かったりします。

値付けが安すぎる人は「原材料」だけに目がいきがちです。

しかし、それ以外でかかる費用も忘れてはいけません。ここは、原材料×1.5を原価とする、などざっくりでもいいので自分の中で取り決めしておくといいかもしれません。

また、購入する側は

・作者のオリジナリティ

・作品から感じる熱量

・作家の作品への愛

も含めて作品を購入します。

私は基本、ハンドメイド作家さんの雑貨が好きで購入することが多いですが、必ず対面で会話しながら、どんな思いで作品を作っているのかを聞いて購入していますし、私が販売する時もそこの熱量は高めにお伝えしています。

販売価格以上の価値とは?

正直、どの分野でも行動、実践している人は今や飽和状態だと思います。

そんな中で、自分を選んでもらう基準って何だと思いますか?

私は「共感」と「熱量」じゃないかなと思っています。

そもそも私の作る作品はかなりニッチなので、「リアルな深海魚グッズってないんですよねー」と話すと、深海魚好きさんは「わかる!!わかるー!!」と共感してくれます(めっちゃ嬉しいです)。

あとはどのくらい愛情込めて自分のやっていることと向き合っているか。

どんな状況で作品を生み出しているか、どんな事で苦悩しているか。

だいたい、人間てかっこつけたがるので(笑)泥臭い人間臭いところは隠しますが、私という人間に共感してくれて、生み出すものを好きになってもらえるのが一番嬉しいなと思っています。

私も日々育児に追われつつ、深海魚のイラストを描いたり配信したりしています。

そんな私が描いている育児インスタはこちら↓

https://www.instagram.com/ikujigoto/

時々やってるSHOW ROOM配信はこちら↓

https://www.showroom-live.com/8e0072523279

おととごとさん
結局インスタとSHOW ROOMのお知らせか〜〜〜〜〜い!!

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おととごと。の中の人ってどんな人?

おととごと。について語っている動画↓(画像クリック)

シャナナTV「ママラフ!」出演時に熱く語っています。

 

おととごと。誕生ストーリー↓(画像クリック)

おととごと。が誕生するまでのストーリーです。

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